2026年8月14日

顔全体のシミが気になると、鏡を見るのが億劫になり、シミ取りを検討する方がいるかもしれません。しかし、シミと一口にいってもさまざまな種類が存在し、適した治療法も異なります。
今回は、顔全体のシミ取りを検討される方に向けて、シミの種類やシミ取り治療別の特徴、リスクやダウンタイムを解説します。みねぎし皮ふ科形成外科でご提案できるシミ取りメニューも紹介しますので、顔全体のシミをケアしたい方は必見です。
顔全体にできるシミの原因とセルフケアの限界

顔全体に広がるシミは、疲れたり老けて見えたりする要因になります。まずは、顔全体にできやすいシミの種類やセルフケアの限界について解説します。
顔全体に広がるシミの主な種類と見分け方
顔全体に見られるシミには、大きく5つの種類が挙げられます。それぞれ発生のメカニズムや特徴が異なるため、適切なアプローチを見極めることが大切です。
老人性色素斑
老人性色素斑は紫外線ダメージが原因の一般的なシミです。日光が当たりやすい頬やこめかみなどにできやすく、薄茶色~茶褐色の平たい円形で境界線がはっきりしています。
雀卵斑(そばかす)
頬や鼻などに茶~黒色の小さな色素斑が左右対称に現れます。遺伝的要因が強いとされますが、紫外線によって悪化する場合もあります。
肝斑
肝斑は頬や額、口周りに左右対称に見られる、境界が不明瞭な茶褐色~灰褐色のシミです。女性ホルモンや紫外線、摩擦などが主な原因と考えられます。
炎症後色素沈着
ニキビややけど、虫刺されなどの炎症が落ち着いたあとにできる茶色の色素沈着が炎症後色素沈着です。時間の経過とともに自然に目立たなくなるケースが多いとされています。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は額や目の周り、頬などにできる円形~楕円形をした褐色や灰色のシミです。皮膚の奥の真皮にメラニンが増加してできたもので、あざの一種でもあります。遺伝や紫外線ダメージ、ホルモンの変化が影響している可能性があるといわれています。
これらは顔全体に複数混在するケースも少なくありません。とくに肝斑やADMがある場合、間違ったケアは状態を悪化させるリスクがあるため、自己判断ではなく専門医による正確な診断が必要です。
スキンケアなどのセルフケアに期待される効果の限界
医薬部外品の美白化粧品は、主にメラニンの生成を抑えて、シミを予防することを目的としています。しかし、すでに顔全体に定着してしまったシミをセルフケアだけで完全に目立たなくさせるには限界があります。
強い力でのマッサージや過剰なケアは、摩擦刺激によりかえってシミを悪化させる可能性もあるため注意が必要です。セルフケアで変化を感じられないときは、医療機関への相談を検討してみましょう。
顔全体のシミへアプローチするための主な美容皮膚科治療
美容皮膚科で行われる顔全体のシミ取り治療には、主に光治療(IPL)とレーザー治療があります。ここからは、それぞれの特徴を解説
広範囲のシミやくすみにアプローチする光治療(IPL)
光治療(IPL)は、広範囲にマイルドな光を照射する施術です。顔全体の薄いシミやそばかす、全体のくすみ、毛穴の目立ちなど幅広い肌悩みに同時にアプローチできます。痛みや肌への負担がおだやかで、施術後のテープ保護が必要ないケースもあります。
一方、1回あたりの作用はマイルドです。しっかりとした変化を感じるには、複数回の施術を重ねる必要がある場合もあります。
ピンポイントで濃いシミを狙い撃つレーザー治療
レーザー治療は、特定の波長の光を高い出力で局所的に照射する施術で、境界線がはっきりした濃いシミに適しています。レーザー治療は、ターゲットとなるメラニン色素にピンポイントで強いエネルギーを与え、細かく粉砕。少ない回数で効率よく色素へアプローチできる点がメリットです。
一方、施術中はゴムで弾かれたような痛みを伴うケースが多く、照射後は1~2週間程度のテープ保護を要する場合があります。
肌全体のすこやかさと細かいシミを同時にケアするフラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、レーザーを微細なドット状に分割して照射する施術です。肌表面に微細な穴を開けることで、古い肌の生まれ変わりを促し、細かいシミにアプローチします。同時に、肌のキメを整え、ハリやツヤを向上させる作用も目指せるため、肌質ケアを同時に図りたい方に適しています。
一方、施術中はチクチクとした刺激や熱感を伴う場合があり、数日~2週間程度のダウンタイムが一般的です。なお、肌質の変化を目指して、5~10回程度を目安に施術を重ねるケースもあります。
みねぎし皮ふ科形成外科が提案する顔全体のシミ取りアプローチ

みねぎし皮ふ科形成外科では、患者さまのシミの種類や肌質に合わせて、柔軟に組み合わせるオーダーメイドな治療プランをご提案しています。ここからは、導入している施術から3つご紹介します。
マイルドに顔全体のトーンを上げる「フォトフェイシャル」
フォトフェイシャルは、IPLという幅広い波長の光を肌に照射し、顔全体のシミやそばかす、くすみなどさまざまな肌悩みにアプローチできる施術です。マイルドな光を照射するため、日常生活への影響が少ない点が魅力です。顔全体のトーンを均一に整え、自然な明るさを目指す方にも適しています。施術後からメイク可能な場合が多く、初めての方でも選びやすい施術です。
気になる濃いシミを効率良く捉える「ピコスポット」
ピコスポットは、ピコ秒(1兆分の1秒)という短時間でレーザーを照射する施術です。エネルギーによる衝撃波がメラニン色素を細かく砕くことで顔全体に点在する目立つシミにアプローチします。
従来のレーザーと比べて熱ダメージが抑えられるため、ダウンタイムが比較的短く、施術後はメイクも可能。ピンポイントで高いエネルギーを届けることで、少ない回数で効率良く色素へ働きかけられます。
シミと肌質のケアを同時に目指す「ルビーフラクショナル」
ルビーフラクショナルは、メラニンへの吸収性が高いルビーレーザーを点状に照射する施術です。顔全体に広がる薄いシミやそばかす、ADMなどにアプローチしながら、肌のトーンアップやハリ感の向上を目指します。従来のレーザー治療よりも肌へのダメージが抑えられており、ダウンタイムが比較的短く、色素沈着も起こりにくいとされています。
福井市で顔全体のシミ取りを希望される方は、LINEにご登録いただき、美容カウンセリングのご予約をお願いいたします。公式LINEでは、最新情報や施術メニューの情報などを発信しています。
顔全体のシミ取り治療におけるリスクとダウンタイムの注意点
シミ取り治療にはさまざまなメリットがある反面、一定のリスクが伴います。納得のいく治療を受けるために、施術後に起こりうる注意点を解説します。
施術後の赤み・かさぶた・一時的な濃化(黒化)
レーザーや光の照射後は、肌に軽度の赤みやヒリヒリとした熱感が数時間~数日続くことがあります。また、反応したシミが一時的に黒く濃くなったり、薄いかさぶたのようになったりするケースもみられます。
術後の一時的な濃化に焦る方もいらっしゃるかもしれません。これは、メラニン色素が破壊され、ターンオーバーにより肌表面に浮き上がってきた可能性が考えられます。不安な場合はお気軽にみねぎし皮ふ科形成外科にご相談ください。
また、かさぶたは無理に指で剥がしたりせず、自然に剥がれ落ちるまで見守ることが鉄則です。
最も注意すべき「炎症後色素沈着」のリスクと徹底した紫外線対策
施術後のデリケートな肌に強い刺激や紫外線を浴びると、炎症後色素沈着を引き起こし、かえってシミが濃くなるリスクが懸念されます。そのため、季節や天候を問わず日焼け止めを毎日塗布し、帽子や日傘を活用した徹底的な紫外線対策が必須です。また、洗顔やメイクを行う際も、肌に刺激を与えないよう十分配慮しましょう。
よくあるご質問

最後に「顔全体のシミを取りたい!」とお悩みの方に向け、よくある質問にお答えします。
Q1. Q1.顔全体のシミ取りをしたいのですが、何回で消えるのでしょうか?
シミが何回で目立たなくなるかは、種類や濃さ、選択する施術法で異なります。1回で変化が見られる施術もありますが、3~5回ほど重ねるケースが一般的です。みねぎし皮ふ科形成外科では、肌状態を見極め、無理のないスケジュールをご提案します。
Q2.肝斑があるかもしれないのですが、顔全体のレーザー治療は受けられますか?
肝斑に高出力のレーザーを照射すると悪化するリスクがあるため、事前の正確な見極めが重要です。みねぎし皮ふ科形成外科では、医師が丁寧に診察し、肝斑が混在している場合は内服薬を併用しつつ、刺激の少ないマイルドな光治療や、シミ治療の効果を高めるための事前の肌育治療(水光注射や高周波治療)など、適したプランをご案内します。
Q3.平日は仕事があるため、顔全体のシミ取り後の保護テープが目立つのが心配です。
治療法によって、保護テープが必要かどうかは異なります。フォトフェイシャルやルビーフラクショナルは、肌への負担を抑えた設計のため、施術後からメイクができ、保護テープが不要なケースがほとんどです。ライフスタイルに合わせて柔軟に治療法をご提案します。
Q4.顔全体のシミ取りの料金はいくらですか?
みねぎし皮ふ科形成外科の場合、フォトフェイシャルが全顔1回24,200円~、ルビーフラクショナルが頬・鼻1回36,300円~となります。(2026年6月現在)
具体的なプランや料金の詳細は、カウンセリング時に分かりやすくご説明します。
みねぎし皮ふ科形成外科で叶える、自信の持てる素肌へ
顔全体に広がるシミを美しくケアするには、まず自身のシミの種類を正しく診断することが大切です。自己診断でのケアはかえって悪化を招くおそれもあるため、専門医への相談を検討してみましょう。
みねぎし皮ふ科形成外科では、皮膚科・形成外科の知見から肌状態を細かく診察し、豊富な選択肢から適した治療法をご提案します。顔全体のシミ取りを検討される方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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【治療名】
フォトフェイシャル(IPL光治療)
【施術内容】
フォトフェイシャルは、IPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれる広範囲の波長を持つ光を皮膚に照射し、メラニン色素やヘモグロビンに作用させることで、シミ・そばかす・くすみ・赤ら顔などの色調変化や肌質の改善を図る施術です。
【施術期間および回数の目安】
4週間に1回程度 ※状態によって異なります。
【費用】
・全顔:1回 ¥24,200
・両頬:1回 ¥19,360
※別途、美容施術ケアサポート料(¥1,100)がかかります。
※本施術は自由診療(保険適用外)です。
※状態や施術内容により費用が異なる場合があります。
【リスク・副作用等】
発赤、熱感、かさぶた形成、色素沈着、水疱、瘢痕、紫斑などが生じる場合があります。 ※症状には個人差があります。
【医療機器・医薬品に関する注意事項について】
・使用する医療機器「ステラM22(Stellar M22)」は、厚生労働省により薬事承認を受けている医療機器です。
-ただし、承認されている使用目的・使用部位とは異なる目的で使用する場合があります。
・施術は、患者様の状態に応じて照射条件(出力・フィルター等)を調整して行います。
・同一の効果や性能を有する他の国内承認医療機器が存在する場合があります。
・諸外国における安全性等に係る情報
-IPL機器は、米国・欧州などにおいても美容医療分野で広く使用されています。
・万が一重篤な副作用が生じた場合、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
【治療名】
ピコスポット(ディスカバリーピコ)
【施術内容】
ピコスポットは、高出力のピコ秒レーザーを用いて気になる部位にピンポイントで照射し、メラニン色素を破壊する施術です。シミやそばかすなどの色素性病変の改善を目的として行われます。
【施術期間および回数の目安】
1回(必要に応じて追加)
※状態によって異なります。
【費用】
5mmごと ¥5,500
※別途、自費診察料(¥1,100)がかかります。
※本施術は自由診療(保険適用外)です。
※状態や施術内容により費用が異なる場合があります。
【リスク・副作用等】
発赤、腫れ、熱感、かさぶた形成、色素沈着、色素脱失、水疱などが生じる場合があります。
※症状には個人差があります。
【医療機器・医薬品に関する注意事項について】
・使用する医療機器「ディスカバリーピコ(Discovery PICO)」は、日本国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けた医療機器です。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもとで使用されます。
・重篤な副作用時は救済制度対象外となる場合があります。
【治療名】
ルビーフラクショナル(ディスカバリーピコ)
【施術内容】
ルビーフラクショナルは、レーザーを点状に照射し、皮膚の再生を促すことで、肌全体の色ムラや質感の改善を図る施術です。
【施術期間および回数の目安】
3~5回程度 ※状態によって異なります。
【費用】
1回 ¥36,300
※別途、美容施術ケアサポート料(¥1,100)がかかります。
※本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】
発赤、腫れ、熱感、乾燥、色素沈着などが生じる場合があります。 ※症状には個人差があります。
【医療機器・医薬品に関する注意事項について】
・使用する医療機器「ディスカバリーピコ(Discovery PICO)」は、日本国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けた医療機器です。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもとで使用されます。
・重篤な副作用時は救済制度対象外となる場合があります。
